March 13, 2013
ふだん気にすることのない時間
・電話機が脱固定化→ケータイ→スマホに進化するのに要した時間
・原発事故発生から完全廃炉に至るのに必要な時間
・ソメイヨシノが苗木から成長しきるまでにかかる時間
一見まったく関連のないようにみえるこれらの出来事に共通するのは「30年」という時間です。普段あまり意識することのない「30年」という時間。その時間を長いと感じるのか短いと感じるのかは、対象やその人の感じ方次第で様々です。
コモンズ投信 取締役会長 渋澤健さんにより毎月配信されるシブサワ・レター。その中に「30年」とは、なるほどそういう見方もあるのかと思う一節がありました。
「人生が90年の場合、子供から青年になる教育時代、社会に出て働く現役時代、そして、定年退職時代という三つの区間に分けることができます。また、健康で無事に家族に恵まれれば、自分は「子」「父母」「祖父母」という三つの人生のステージを、それぞれの立場から体験できることになります。「30年」は一世代の象徴です。」(引用終わり)
人生を30年区切りとして3分割。
高等教育卒業までではなく、30歳までは学びの時期なんだな~とか、
自分は第2ステージが始まったところなんだな~とか、
退職後もまだ残り1/3もあり新たなステージの始まりなんだな~とか、
30年という間隔で一生を区切ることで新たな視点が生まれます。
長くもあり、短くもある30年。その時間の持つ意味は人それぞれだけど、
ただひとつ確かなことは、誰しも毎日を過ごすごとにその時間を1日減らしていくという事実。
年度末、桜の開花を待ち焦がれながら、自分の現在地はどこで、これから先に続く道程はどうなるのか
思いを巡らすのも、たまにはいいのかもしれません。
Posted by
Hiroshi Ikeda
at
3/13/2013
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