国民的大スター浅田真央ちゃんの突如の引退表明には正直驚かされたなぁ。驚きだけじゃなく、22歳の彼女の英断に嬉しさすら感じてしまいました。
なんで嬉しかったのか、彼女の勇気ある決断で何に気付かされたのかについては、じっくりと書きたいんだけど、いつもひとつひとつのエントリーが長いなーと思うので、その思いのたけを4日に分けて連載しまーす!
年齢的にもプロフィギュアスケーターとしてまだまだ活躍が見込める時期です。このタイミングでの引退宣言だったということもあるけれど、それ以上に驚かされたのはその理由。
「スケート一本でやってきたので、これから自分で道を切り開いていかないと。やってみたいこと?将来的にはちゃんと子供が欲しいです。あ、良いダンナさんとめぐり合って、良い家庭を築いていきたいと思っています」
(引退宣言翌日の記者会見より)
物心ついた時から天才少女と世間から注目を浴び、それに応えるが如く誰よりも努力を積み重ねてきた彼女。トップアスリートとして自ら道を切り開いてきた人と誰もが認めるでしょう。
そんな彼女の口をついて出てきた言葉が、「これから自分で道を切り開いていかないと。」
それはまるで、長い人生の道中でふと立ち止まり、自分は籠の中の鳥だったと自覚したかのように。
日本フィギュア界のトップスターである真央ちゃんがその先に描く道は、
国を背負って自らをスケートに捧げる生涯なんかじゃなく
国を背負って自らをスケートに捧げる生涯なんかじゃなく
、一人のふつうの女性として素敵なダンナさんと出会い、家庭を築き、子供を授かる、という道でした。
きっと、常に世界と戦い続けるには、ふたつの道を追い続けることは難しく、
二者択一の選択を迫られての決断だったのでしょう。
普通なら未練を断ち切れず、二兎を追いたくなってしまうところ、
真央ちゃんは潔く、本当に自分にとって大切なものを見定めました。
真央ちゃんは潔く、本当に自分にとって大切なものを見定めました。
これまで歩んできた道にきっぱりと見切りをつけた、その英断に驚いたとともに、
ひとりの女性としての人間味を感じずにはいられなかったのです。
(もちろん、メディア、連盟などから相当な引き留めに合うと思いますが、初志を貫いてほしいと思います)
このニュースを見て、ふと思い出しました。
同じように勇気ある選択をしたあの人のことを。 つづく…
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