February 21, 2016
今年も的中なるか?奇才データアナリストが挑む米国大統領選挙
-US presidential election 2016-
タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれた奇才の人。
ネイト・シルバー
彼は膨大なデータを用い、政治選挙やプロ野球選手の将来を予測する。
ブラピ主演の映画「マネーボール」の元ネタの人。
スゴいのは、彼の予測の圧倒的な精度。
過去の米国大統領選挙において、
2008年 50州中49州的中
2012年 50州中全州的中 ...(゚д゚)
今年も既に予備選挙が各州で始まってるけど、
そのひとつひとつも彼は予想し、
随時結果をウェブサイト上「FiveThirtyEight.com」で公開してます。
* * *
そもそも米国大統領選挙の仕組みもよく分からないし、
ましてや予想の背後にあるロジックもちんぷんかんぷん。。
彼のサイトを読み、理解することすらままならないです (´Д` )
が、
どうやら現時点では、予備選挙においては、
ヒラリー・クリントンが圧勝で民主党候補となり、
(民主党ほど圧倒的ではないものの)ドナルド・トランプが共和党候補として指名される
と、彼は予測します。
注目の、本選挙の各州における予想については、
「まだ精度よく予想するには時期尚早」(2015年11月Salesforce World Tourにて)
って言ってるけど、
予備選挙が終わる7月過ぎには次期アメリカ大統領について、
自信を持って何かを予言してくれるでしょう。きっと。
* * *
そんな彼が予測の極意を惜しみなく紹介した著書『シグナル&ノイズ 』で
興味深いことを述べています:
「膨大な情報には、より多くの役に立たない”ノイズ”が含まれ、真実 = ”シグナル ”が必ずしも含まれているとは限らない」
膨大なノイズの中から本当に意味のある情報だけを救い出すのがキモだってことですね。
さらには、
「数字自体は何も語らない。語るのは私達だ」
分析のインプットもアウトプットもそれ自身は主観や恣意性の入り込む余地のないハードファクトだが、
それを咀嚼し、表現し、行動に活かしていくのは、人間だけがなせる技ってことですね。
* * *
今年の年末に行われる大統領本選挙。
第45代アメリカ合衆国大統領に誰がなるのか?
そして彼は今回も、世の政治評論家の誰よりも正確に選挙結果を予言することができるのか??
シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」
Posted by
Hiroshi Ikeda
at
2/21/2016
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