台風による大雨、総選挙とイベントが重なったにもかかわらず、日曜日の朝9時半、グランドプリンスホテル新高輪の会場は多くの参加者で埋め尽くされていました。
参加費(1500円)とっているにもかかわらずの満員御礼!マネーフォワードの勢いかなぁ。会場は熱気に包まれていました。
途中までしか参加できなかったけど、投資を始めた頃の初心を振返らせてくれる良いお話が沢山聞けたので、3回に渡ってメモします:
<投資のプロが教える資産づくりのはじめ方 レオス・キャピタルワークス 藤野英人氏>
1万円札は原価20円程のただの紙切れ。
株式はただの紙切れではない。
株式は会社の一部を所有すること。オフィス、工場、製品、ブランド、そこで働く従業員というリアルなモノ。
一万円札こそ、ビットコインこそ、ヴァーチャル。
株式はリアル。
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日本とおカネ①
日本、特に地方においてタンス預金は増え続けている(約43兆円)。
その内、2兆円があれば東芝メモリを国民がオーナーとして支えることが出来た。
日本とおカネ②
日本人の年間寄付額は米国の1/50。
日本とおカネ③
18-29歳の3割は「できれば働きたくない」と思ってる。
社員の会社への愛着度、世界28か国中日本は最下位。
コンビニのレジでお金を投げるように渡す。居酒屋で店員に罵声を浴びせて怒る。タクシーで横柄な態度をとる。
日本で働くことが楽しくないのは「ブラック消費者」のせいでは?
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コストゼロ。誰にでもできる最強投資 「ありがとう」と言おう!
投資=(未来からのお返しを頂く)/(エネルギーを投入)。
「投資が嫌い」は成り立たない ⇒世の中の全ては投資で成り立っている。
あなたも自分の人生をかけて社会に投資をしているファンドマネージャーです。
ウォーレン・バフェット曰く「自己投資が最強の投資」。課税されない。
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かつて、日本では女の子が生まれると桐(きり)の木を植えました。
長い時と愛情をこめて育てた桐の木が成長したら、それを桐たんすにして、花嫁道具として持たせました。
投資とは桐の木を植えていくことに他ならない。
[ ご本人が語る「桐たんす物語」詳しくは: 投資は知的で格好いい社会貢献(藤野英人)NIKKEI STYLE]
自分自身とても感銘を受けた、4年前に出版された藤野さんの著書ですが、そのままの熱いメッセージを間近で聞くことができました。あらためていち個人投資家として、襟を正さなくてはと思いました。
投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書) 藤野英人
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