January 6, 2024

私にとっての PERFECT DAYS とは?

 


久しぶりの映画レビュー。人生礼賛の映画。
渋谷で観た。鑑賞後とても爽やかな気持ちで街に出た。

ヴィム・ヴェンダースの手にかかると、東京が一瞬でヨーロッパ映画の舞台に。
巨匠が描くひとつひとつの絵に惚れ惚れ。音楽も格好よかった。
東京に住んでいることに幸せを感じるとともに、少し誇らしくなった。

いろいろな記号が出てきて、思わず解釈しようとするよこしまな自分を諫めながら、ただスクリーンを見つめた
渋谷のトイレ、浅草の飲み屋
木漏れ日、読書灯
黒塗り レクサス、軽バン ダイハツ
商業広告、芸術映画
今度、いま

意味とか目的とかなんにも考える必要はない。ヴェンダースの絵と音楽を浴びることができた、それだけで幸せな一日だった。

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