前回に続き、お金のEXPOレポです。大前研一さんによる幸せになるお金との付き合い方のお話です。
<幸せに生きる人のお金のルール 大前研一>
多くの日本人は、人生最後に残したい言葉を言えない。
また、いざという時の為にお金を取っておくが、その「いざ」っていつ!?も言えない。
日本人は平均3500万円を持って、あの世に行く。
一方、イタリア人は使い切る。
最近、財産を子孫に残そうとは思わなくなってきているが、「使い道は未定」。
使途不明金に気付くと、何が起きるか。
⇒やけっぱち消費。“ななつ星”に130万円出しちゃう。
ドイツ人やアメリカ人は人生のやりたい事とファイナンシャルプランを合致させる。
日本人は難しい数学こそ計算できるが、生きる上で大切な算数ができないのは日本の受験教育の弊害。
ドイツ人は1ヶ月、ゆったりたっぷりバケーションを取る。
日本の有給消化率は世界最低。
坂の上の雲のあの時代の気概は無い。
日本は世界でも稀にみる、超低欲望社会。
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ボーダレス経済の時代において、世界のお金の流れを理解しよう。
お金は、余っていて不自由な国から、あんまり無いが自由な国に流れる。
トランプ大統領の影響でビザが制限された結果、バンクーバーに大量の移民(&不動産投資)が流入。
19,20世紀の古い経済学は発展過程の新興国には当てはまるが、もはや成熟社会日本には当てはまらない。
例えば、金利を上げると逆に世界中からお金が集まる。
日本には入ってこない。
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40歳からは自分で泳ごう!
その為に、2割仕事の手を抜く。
電通ショックもあり、幸い2割くらいなら日本では肩叩きには合わない。
月に15万円はキャッシュを生み出せるよう、起業、副業、投資の種をまく。
40歳から60歳まで、20年もあれば最低4回は挑戦できる。
早くからリスクをとってチャレンジ!稼ぐ!ちゃんと使って死ぬ!
貯金が多い国=幸福度が高くない国、という関係になんとなく気付いたのは、4年前にパラオを旅した時でした。
身も心もリフレッシュ パラオの旅
自然に恵まれ、平和な国に暮らす彼・彼女達は給料日に貰ったお金をきれいさっぱり使い切ります。
日本人の悪い癖「溜め込む」というのは不安の気持ちの表れで、自分も早く脱却しなきゃと思いました。
40歳を迎えるにあたって、チャレンジの種をどこに蒔くか、よーく考えないといけないな。
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