August 7, 2018

Melbourne: a wealthy city with European sophistication


会社から永年勤続休暇を貰えたこともあり、3週間もの夏休みを頂きました。長年行きたかったオーストラリア再訪の旅です。今回はメルボルンに入り、初めての西オーストラリアを回り、ブリスベンを経由して、再びメルボルンに戻る大陸横断の旅!話でしか聞いたことがなかった友人達の住む街の空気を感じるのが、今から楽しみです!

Melbourne (Day 1 to 3)

朝ホテルを出てさっそく、街のシンボル路面電車に乗りました。新型の大きいのも走ってますが、街の中心をぐるぐる周る旧式の小さい路面電車は、可愛らしいデザインで、あのサンフランシスコのケーブルカーを思い出させてくれます。
Flinders Street station in the morning
Free tram in City of Melbourne
このトラム驚いたのは、市内中心部は誰でもタダで乗れるんです。街の市民も、もちろん観光客も。最初にパスを買うのに駅まで行かなくちゃいけなかった僕達にとって、とてもありがたい足になってくれました。
新型の路面電車を見ていると、2022年に完成予定の宇都宮のLRTのことを想わずにはいられません。後世、100年後とかでも、街のシンボルとして市民が誇れる乗物になって欲しいと思うなぁ。
その為にもメルボルンを見習って、タダとかにしちゃえばいいのに。宇都宮の街の宣伝広告費よりも、LRTタダにしちゃつた方が安かったりするんじゃないかなぁ。

フリー・トラム以外にもちょっと散策しただけで街の至る所に"豊かさ"を感じました。
通り、公園、ビーチ、あちこちにごみ箱がたくさん置いてあります。「回収するの大変だろうなー」とか「不審物入れるにも、どのゴミ箱にするか迷うだろうなー」とか邪念が一瞬で吹き飛ぶくらい、街はたくさんのごみ箱であふれています。
また、博物館も学生まではタダ。美術館に至っては大人でさえも誰でもみんな無料です。加えて、市中心部60万平方メーターっていう想像すらできない領域を「VicFreeWiFi」という無料WiFiが飛んでいます。もちろん誰でもインターネット使い放題です。
旅行客には見えないどこかに歪みがあるかも知れないけど、でも、ふとっぱら!さすが、世界で最も住みやすい都市ランキング*において7年連続1位の街だけあるなあって思いました!
*英国・エコノミスト誌「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」調べ
Tram sign
Anybody for free
Never disconnected within the City
「英国より英国らしい街」って言う人がいるほど、街の雰囲気もヨーロッパ。市内の細い路地にはたくさんのカフェがあり、今から約150年前の1870年、メルボルン最古のアーケードとしてオープンしたRoyal Arcadeも今でもとてもきれいに保存されていて、ヨーロッパまで行かずとも、ここオセアニアでヨーロッパらしさを十分に堪能することができました。
Lane surrounded by coffee tables
Beautifully checkered Royal arcade
こっちの季節は冬なので、朝、晩はダウンが必要なくらいの寒さですが、日中、陽が出るととても暖かいです。さすがに海に入れる感じではなかったけど、きれいなビーチでたくさんのカモメと戯れることができました。
St Kilda beach
再びシティに戻ってきました。中心部の真ん中に悠然と構える、ギリシャ神殿のような巨大図書館。オーストラリア最古の「ビクトリア州立図書館」はさすが学生の街、メルボルン。まだ学期中ということもあってか、たくさんの学生が勉強をしていました。建築の秀逸さは言わずもがなですが、こんな環境で学べて、学生生活を送れるって素晴らしい!たくさん学生しましたが、まだまだ学生に戻りたいなぁ、と思ってしまいました。
State Library
Perfect octagon
Student city, Melbourne
Warm reading light
メルボルンには2週間後に戻ってくるので、うしろ髪引かれる気持ちをぐっと抑えて、次の目的地、西オーストラリアに向かいます。

続く...

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