Brisbane & Sunshine Coast (Day 9 to 17)
飛行機で東に飛ぶこと4時間。大陸を横断し、クイーンズランド州ブリスベンにやって来ました。西オーストラリアは冬らしくとても寒かったですが、クイーンズランド州はさすが「サンシャイン・ステート」と言われるだけあって、滞在期間中ほとんど快晴、気温も季節を疑うほど日中は暖かかったです。
| Brisbane riverside |
| Brisbane city |
早速、今回の旅行の目的の一つ、ブリスベンから車で約1時間半北上し、幼馴染が在住するサンシャイン・コーストを目指します。
初日は、長年この地に住む友人も、初めてと言うことで、有名な故「クロコダイルハンター」が設立したオーストラリア動物園に行きました。
| Crocodile show |
| Laid-back kangaroo |
サンシャイン・コーストで2泊の後、また別の友人との再会の為、再びブリスベンに戻って来ました。オーストラリア人と結婚して、ここブリスベンで暮らす日本人の友人にお誘い頂き、おうちにお邪魔しました。公園に面した素敵なバルコニーのあるその家は、リフォームしたてで白く眩しく輝いていました。キッチンが二つあったり、日本の普通の家のサイズよりもはるかに大きく、とても広々。こういう環境なら騒音とか心配せずに子供も思いっきり遊べるんだろうなぁ。ゆとりあるオーストラリアの暮らしの一面を見させてもらうことができました。
| New Farm Park |
今回の旅行2か所目のホームステイということで、オーストラリア人の友人宅にお世話になりました。レンタカーでその家に到着すると、奥さんがちょうど家の外にいました。挨拶の余韻に浸る間もなく、彼女は興奮気味に、「はやくはやく。家に上がって!」と勧めてくれました。
ドアを開けて、びっくり!なんと、家の中に我が家の人数分のテントが並んでいて、その壁には"Ryokan"と書かれたサインが貼ってあるじゃありませんか!!キャンプをテーマに、家をまるごと装飾して歓迎してくれたのです。「ようこそ、ブリスベンの旅館へ!キャンプというよりは、グランピング気分で寛いでね!」と、私達を温かく迎えてくれました。
| "Glamping" at Brisbane |
| Camping treats welcomed our family |
翌日は祝日ということもあり、家族と皆でブリスベン市内をブラ散歩。市の中心部にある美術館「Gallery of Modern Art(GOMA)」を訪れました。館内は広々と天井も高く、頭上から差し込む光が館内を明るく包む、とても心地よい空間でした。
| GOMA |
| The Library Cafe |
| Morning tea with Lamington |
| Ekka: Royal Queensland Show |
| Rides and Hot-dogs |
| Colorfully decorated stalls |
| Cool looking hotfood stall |
| Laughing clowns game |
| Wood chop competition |
友人も「エッカに来るのは30年ぶりくらい」と言っていました。地元の大人達にとっては、子供の頃に友達と一緒に見て回った、子供の頃の思い出のようなお祭りなのでしょう。
| Kids opening Showbags |
夜は、キャンプがテーマということで、近所の友人にも声をかけてくれて皆でBBQ。お腹いっぱいオージービーフを食べた後、焚火を囲んでマシュマロ・トースト。街中にもかかわらず、空を見上げるとたくさんの星が大きく綺麗に輝いていました。
| Marshmallow toast |
今回ホームステイさせて頂いたお家の旦那さんは、ステンドグラス作家です。自宅のすぐ隣にアートスタジオを構えています。
| Glass work studio |
| Beautifully crafted leadlight glass |
| Decorative entrance door |
| Beautifully sectioned glass in lead cames |
| Morning coffee |
| Flat white |
週末に合わせて、再びサンシャインコーストに移動し、ブリスベンに住む友達とホテルで落ち合いました。
| View of Sunshine coast |
| Mooloolaba beach |
夜は「Surf Club」という会員制のビーチ沿いのレストラン&バーに連れて行ってもらいました。
| Mooloolaba Surf Club |
| Love the taps of craft beers |
サンシャインコーストはリゾート地なので、あまり観光のプランも立てず予定も詰込まずゆったりと過ごしました。
| Park lookout at Buddina |
| Mooloolaba |
| Harbor-side picnic |
| Sunset at Noosa River |
| Night view |
***
今回、久しぶりに3週間もの間日本を離れ、普段の生活から距離を置くことができました。日本暮らしの良い所、オーストラリアから学ぶべきことなどなど、色々と考えさせられ、とても刺激になりました。
オーストラリアは、良くも悪くも大ざっぱ、とっても寛大です。みな口を揃えて”No, worries!”と言います。訳こそ「心配無いよ」ですが、Thank youと言った後の「どういたしまして」みたいな場面でも、皆いつでも"No, worries!"です。懐の広さが言葉となり、挨拶となっています。
人間関係にしてもギスギスした感じが無く、国土の広さ故なのか、いろんな場面で余裕を感じました。経済・財政的な面だけでなく、家の広さとか、就労時間の感覚とか、教育の柔軟性とか生活の到る所で"ゆとり"が感じられました。
逆に、人にしても物事にしても、ある特定の事に突出した、尖った何かを見つけることはそんなには無く(滞在が短かったから!?)、身を削るくらい一所懸命に、一つのことを極限まで突き詰める事などはたぶんオーストラリア人の気性ではなく、より日本人的なんだなとも思いました。
オーストラリアでこれまでお世話になった友達と会うことができ、僅かながらも現地で生活することで、自分そして家族の今とこれからについて色々と思いを巡らせることができました。そんな機会が持てたのもオーストラリアで暮らす友人達のお陰です。お世話になった皆さん本当にありがとうございました!
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