April 27, 2013

夢を与え、夢を追い求める真央ちゃん、天晴れ!! #4

人は皆いろんな顔を持っているけれど、ついつい日々の生活に追われ、他の顔をないがしろにしてしまいがちです。
(本当は他の顔の方が幸せいっぱいの笑顔だったりもするのに。。。)
言い換えると、状況が故に顔を決められてしまう生き方ってもったいないと思います。

リストラで部署の人数が減っちゃったから、、、仕事が忙しくて、家族で食卓を囲めないよ
住宅ローン、子供の養育費を考えると、、、自分色のカフェを作り、オーナーになる夢はあきらめるよ
国民みんなが金メダル期待するから、、、ふつーのお嫁さんになって、母親として子供を授かる夢を押し殺して、氷上で期待される通りの滑りを演じるよ
会社の生みの親であり、社員を束ねる立場だから、、、、夫の病気には目をつぶり、社員、顧客、実業界の為に働くよ

こうなっちゃダメなんです!

たった一度の長い人生、自分はどの顔を大切にしたいかを長期的な視点で考える事が大切だと、先のふたりは教えてくれました。

それが二つ目の「大切にしたい顔を表に据えよう!」ってことです。

私達の中にあるたくさんの顔。
就職、結婚、出産、と人生のステージが進むにつれ顔は増えていきます。
増えてくると、迷います。ブレてきます。リソース配分に困ります。
だからこそ、どの顔が自分にとって大切かが重要になってきます。

簡単な問題じゃあないですよね。

どの顔が自分にとって大切か?との問いにきちんと向き合うには、
長ーい人生をひと続きのものとしてとらえる全体最適の視点で考えることと、
全体最適化の為、優先度の低いものを潔く“見切る”ことが不可欠です。

今やっている(やらざるをえない)事の延長線上で物事を考える、個別最適の視点ではなく
長い人生全体を見据え、自分がどう生きたいのかを考える全体最適の視点でとらえること。
更に、長い目で見てあまり重要でないと思えるのなら、それをきっぱり諦めた上で、
「表に据える顔を決める」のがポイントです。
(現実問題、顔を保たないと周囲と軋轢が生じるので"見切る"のは本当に勇気のいる難しいことなんです。。)

今の自分が置かれた状況だと10年後、20年後は、いいとこxxxだな。
それじゃあだめで、
10年後、20年後自分はこうなっていたいから、xxxについては意図的に手を抜くけども、xxxはガチでいきます!
じゃないと。

真央ちゃん、南場さんは自らの勇気ある決断で、そんなことを教えてくれた気がします。


イノベーション論の大家であり、ハーバードから数多くのビジネスエリートを輩出してきたクレイトン・クリステンセン教授は、最後の講義を纏めた著書 イノベーション・オブ・ライフ (原書:How Will You Measure Your Life?)でこう述べています。

「自分の資源が流れている場所に、つまり資源配分プロセスに目を配ろう。自分の立てた戦略を支えるような配分がなされていない場合、深刻な問題が起こるおそれがある。たとえば自分は慈善心のある人間だと自負している人は、自分の気にかけている大義や組織に、それだけの時間やお金を費やしているだろうか?家族が何より大事だと言うなら、ここ一週間の時間の使い方の選択で、家族を最優先しているだろうか?自分の血と汗と涙をどこに投資するかという決定が、なりたい自分の姿を映し出していなければ、そのような自分になれるはずもない。」 (第4講より)

世界のビジネス界をリードするエリートをたくさん育ててきたと同時に、彼らの多くが家族に問題を抱え、悩み、その人生の最後にもっと家族と向き合えばよかったと口にした姿を目の当たりにしてきた教授による、学生に向けた最終講義の言葉は、とても重いメッセージです。

【参考】本書の要旨を教授自らが、静かな語り口調で、しかし、熱く語ってくれます。字幕表示できるので、英語の勉強にもオススメ!
How Will You Measure Your Life? Clay Christensen at TEDxBoston


これまで、多くの国民の期待に応え、夢を与えてくれた真央ちゃん。
来年の最後の大舞台に向けて引き続き応援するのはもちろんですが、
今度は、自ら道を切り開き、夢を追いかけるその姿を
陰ながら応援していきたいと思います!!